チームを優勝に導きMVPを獲得した藤本怜央(宮城MAX)
4月28・29日、第8回関東CUP車椅子バスケットボール大会が横浜ラポール(横浜市)にて行われた。全12チームがトーナメント方式で戦い、決勝で宮城MAXがNOEXCUSEを69-50で下し、4年ぶり5度目の大会制覇。MVPは藤本怜央(宮城MAX)。3位決定戦は千葉ホークスが埼玉ライオンズに63-52で勝利した。
日本選手権の前哨戦である本大会の決勝戦は、去年の日本選手権と同じカードだった。宮城MAXは、藤本怜央(4.5)を中心にスピードと連携を武器にしたバスケットを展開していった。「合宿明けで疲労が溜まっていて、集中力も欠けてはいたが、決勝戦ではうまく調整できた。高さがあるから、インサイドは簡単ではなかった」と藤本。NOEXCUSEはエースの香西宏昭が不在の中、森谷幸生(4.0)、橘貴啓(4.0)を中心にゲームを進めていったが、宮城MAXに走るゲームに持ち込まれ、惜しくも破れた。
日本選手権は5月19日・20日に武蔵野の森総合スポーツプラザにて行われる。
10連覇のかかる宮城MAXのエース藤本は「9連覇と10連覇は大きな違い。1つの集大成でもあり、必ず実現させたい目標。自信はある」と意気込みを語った。
【最終順位】
優勝 宮城MAX
2位 NOEXCUSE
3位 千葉ホークス
4位 埼玉ライオンズ
【個人賞】
MVP
藤本怜央(宮城MAX)
ベスト5
萩野真世(宮城MAX)
藤井新悟(宮城MAX)
植木隆人(千葉ホークス)
永田裕幸(埼玉ライオンズ)
森谷幸生(NOEXCUSE)