6月10日、日本生命WOMEN'S CHALLENGE MATCHは日本対オーストラリアの第2戦が行われ、51-39で勝利し2戦2勝で大会を終えた。2戦とも10点以上の差をつけ、MVPに網本麻里(4.5※)が選ばれた。
オーストラリアとの2戦目、第1Qから日本はオーストラリア相手に大きくリードする。「前半は今までで1番良かった」とキャプテン藤井郁美(4.0)が話すように、ディフェンスでオーストラリアに対し強くプレッシャーをかけ、日本に流れにもってきた。前半、チーム最多6得点を決めたローポインターの萩野真世(1.5)と柳本あまね(2.5)の見事な連携と、網本、財満いずみ(1.0)の得点で28-12とオーストラリアに16点の差をつけ前半を折り返した。
第3Q、北田千尋(4.5)のレイアップシュートから始まり、藤井新悟アシスタントコーチが「日本を引っ張る選手になる」と期待している土田真由美(4.0)の得点と、藤井の安定感あるシュートで20点もの点差を広げ、第4Qに突入。オーストラリアのDFによってなかなかリングに近づけない時間が続いたが、最後は小田島理恵(2.5)のシュートが決まり、試合終了。51-39で勝利した。本大会を通して日本の勝利に貢献した萩野は、「次はアジパラで優勝したい」と次の大会を見据え、力強く語った。
※(障害による持ち点)
【結果一覧】
日本 51 vs 39 オーストラリア
【最終結果】
日本 2勝0敗
オーストラリア 0勝2敗
MVP 網本麻里
MIP Kylie Gauci
Play,Support.賞 岩佐義明ヘッドコーチ
(文・峯瑞恵、写真・竹内圭)