2月16日、第12回全日本テコンドー選手権が千葉ポートアリーナで(千葉市)開幕し、パラ・キョルギ(組手)には男子61kg級5名、男子61kg超級3名、女子無差別級3名の計11選手が参加した。男子61kg級は、伊藤力(セールスフォースドットコム)が準決勝を22-2、決勝を30-11と快勝した。男子61㎏超級は、直前の世界選手権75㎏級で銅メダルを獲得した工藤俊介(ダイテックス)が決勝で圧倒的な力の差を見せつけて、開始30秒で18-0としたところ、相手のセコンドからタオルが投げ込まれ、勝利した。女子無差別級は、世界選手権58㎏超級で銅メダルを獲得した太田渉子(ソフトバンク)が決勝で、体格の勝る相手にも多彩な蹴りでポイントを重ね、58-14と圧勝し、2連覇を決めた。