3月2、3日に2019パラ水泳春季記録会が静岡県富士水泳場(静岡県・富士市)で行われ、全国から11歳から52歳の250名以上の選手が集まり、熱戦が繰り広げられた。当大会は今年行われる予定の世界選手権(場所未定)代表選考会も兼ねており、2日間で13名が派遣標準記録を突破し、代表選手はリレー出場ための選出された選手を含め14名が選ばれた。
2日目、視覚障害クラスS11の100mバタフライで木村敬一(東京ガス)が1分1秒17でアジア記録も更新し、優勝した。2位の富田宇宙(日体大大学院)とは0秒59の差だった。
リオパラリンピック銀メダリストの木村は「(100m)平泳ぎを終えたばかりで正直きつかったが、思ったより良かったし、世界記録までもう少しだった」と満足そうな表情で語った。
【代表選手一覧】
身体障がい選手 (男子 5 名、女子 3 名)
木村 敬一、鈴木 孝幸、富田 宇宙、中村 智太郎、山田 拓朗
石浦 智美、辻内 彩野、 成田 真由美
知的障がい選手(男子 4 名、女子 2 名)
田中 康大、東海林 大、中島 啓智、山口 尚秀
北野 安美紗、芹澤 美希香