リオ2016パラリンピック車椅子バスケットボール男子日本代表内定発表会は、22日にサントリーホール(東京都・港区)で行われ、リオに出場する日本代表内定選手12名が発表された。昨年10月のリオ予選のAOC(アジア・オセアニアチャンピオンシップ)とメンバーが1名入れ代わった。及川晋平ヘッドコーチはメンバー構成のポイントについて「リオでの6位以上を狙えることと東京に向けての確実なステップ」と語った。パラリンピック初出場の17歳鳥海連志(佐世保WBC) は、「リオまでの3ヶ月悔いのないように練習を積み重ねていきたい」と思いを語った。4大会連続パラリンピック出場のキャプテン藤本怜央(宮城MAX)は「(リオは)アテネから4回目になり、33歳の今が一番力が発揮できる年齢。キャプテンとして個の力をチームの力に変え、リオでメダルを食い込めるような戦いをしていきたい」と語り、チームについても「(今までで)一番強いチームを作り上げてきた」とリオでの期待を膨らませる頼もしい言葉だった。
【代表内定選手一覧】(所属チーム/持ち点)
キャプテン 藤本怜央(宮城MAX/ 4.5)
副キャプテン 香西宏昭(NO EXCUSE / 3.5 )
土子大輔(千葉ホークス / 4.0 )
宮島徹也(富山県車椅子バスケットボールクラブ/4.0 )
村上直広(伊丹スーパーフェニックス/4.0 )
千脇貢(千葉ホークス/ 2.5 )
鳥海連志(佐世保WBC / 2.0)
藤澤潔(埼玉ライオンズ / 2.0 )
永田裕幸(埼玉ライオンズ/ 2.0 )
豊島英(宮城MAX / 2.0 )
石川丈則(パラ神奈川スポーツクラブ / 1.5 )
藤井新悟 (宮城MAX / 1.5 )
※集合写真前列左から、香西、千脇、鳥海、藤澤、永田、豊島、石川、藤井、後列左から土子、宮島、村上、藤本