ウィルチェアーラグビーカナダカップ2016、6月24日=大会2日目=、日本はアメリカに53-58で敗れたが、カナダに57-55で勝利し、通算1勝2敗の暫定6位となった。
日本は激しいプレスディフェンスでカナダからターンオーバーを奪い得点を重ねていき、第3ピリオドを44-40の4点リードで終える。第4ピリオド、開始早々に池、池崎と立て続けにパスミスを犯し、44-43と1点差まで詰められるが、勝利への執念をみせた日本がカナダの追撃を振り切り57-55で勝利した。
日本がカナダに勝利にするのは日本ウィルチェアーラグビー史上初。池は「チームとしては大きな自信につながった」、乗松は「充実感でいっぱいです」、池崎は「勝てるといういいイメージができた」とカナダに勝利したことで大きな収穫を感じていた。
池崎は「ここで勝ったからといって、リオで勝てるわけではないので、大会を通じて一つずつのプレイの精度はもっとあげていかないといけない。明日以降はランキング下位との試合なので、絶対に勝たなければならない」、荻野ヘッドコーチは「オーストラリア、アメリカ、カナダと厳しい試合をしてきたからといって、(ランキング下位のチームと対戦する)明日からの試合が楽ということはないので、明日からの3試合は気を引き締めて臨みたい」と残り3試合への意気込みを語った。