リオ2016パラリンピック競技大会の日本選手団の結団式が、8月2日に都内のホテルで行われ、大槻洋也団長が率いる225名のチームJAPANが集結した。選手団主将に4大会連続出場となる車椅子バスケの藤本怜央(SUS)、旗手は車いすテニス世界ランキング2位の上地結衣(エイベックス・グループ・ホールディングス)が担う。リオパラリンピックは2020年東京パラリンピックを成功するために重要な大会になる。主将の藤本は「東京の成功につなげる橋渡しとして、バトンを繋いでいく。2020年の期待と希望が包まれる中、さらに飛躍していきたい」と決意表明した。旗手を務める上地は「2度目のパラリンピック出場で旗手という光栄な経験をさせていただくので緊張しているが、緊張を味方につけて戦っていく。金メダルを獲るという最大の夢、目標を達成し、東京で、さらに競技に注目してもらえるように日本選手団一丸となって頑張っていきたい」とリオパラリンピックへ意気込みを語った。日本選手団は、ロンドン大会で獲得した金メダル数の倍となる10個、メダルランキング10位を目標に、9月7日から始まるリオ大会に挑む。