第27回全日本女子車椅子バスケットボール選手権大会は11月5・6日の2日間、グリーンアリーナ神戸で7チームによるトーナメント方式で行われ、決勝でカクテルがBrilliant Catsを67-35で下し、3年連続7回目の大会制覇。MVPは2年連続で北田千尋(カクテル)が獲得した。 3位決定戦はELFINが50-32で九州ドルフィンに勝利した。
カクテルは序盤から激しいプレスディフェンスでBrilliant Catsのオフェンスを封じ込め、ディフェンスからリズムを作り、キャプテンの北田を中心に得点を重ねて、Brilliant Catsを圧倒した。北田はこの試合41得点。カクテルの杉村監督が「網本がドイツに行き、網本に頼れない状況の中で、自分たちで積極的にいこうといういい面がでた。」というように若手の柳本、北間も積極的にシュートを放ち、柳本が9得点、北間が8得点。北田は「3連覇は嬉しいし、ほっとしたけれど、まだまだできるという気持ちの方が強い。また1年間チームとして強くなれるように明日から頑張ります。」と語った。