第14回全日本ろう者サッカー選手権大会、11月19、20日に行われ、東日本選抜が西日本選抜に5-2で3連覇を果たした。この大会では、全国を4地区(北海道、東日本、西日本、九州)に分けて争い、2017年7月にトルコで開催されるデフリンピックの日本代表のメンバー選考も兼ている。1日目(19日)は、西日本選抜が北海道選抜を5-0で、東日本選抜が九州選抜が7-2で勝利し、決勝に駒を進めた。
2日目(20日)は、3位決定戦も行われ、北海道選抜が3-2で九州選抜を破った。決勝戦では、前半から東日本選抜の岡田拓也 (埼玉)が得点を決めるなどリードし、後半も得点を追加し、3年連続優勝。大会MVPに初めて輝いた岡田は「今大会が初めてだったが思いっきりプレーした。日本代表に選ばれたらデフリンピックで優勝したい」と語った。
第6回全日本ろう者女子サッカー選手権大会も開催され、東日本選抜が西日本選抜を6-2で破り、優勝した。MVPは東日本選抜の16歳阿部菜摘(神奈川)が選ばれた。