Glitters 障害者スポーツ専門ニュースメディア
2019ジャパンパラゴールボール競技大会|すべては、東京パラリンピックで再び輝くための道のり|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

2019ジャパンパラゴールボール競技大会

すべては、東京パラリンピックで再び輝くための道のり

2020年の東京パラリンピックに向けたゴールボール女子日本代表の強化を目的に海外強豪国を招いて行う国際大会、「2019ジャパンパラ競技大会」が2月1日から3日間の日程で千葉県の千葉ポートアリーナで開催された。

日本女子は2012年ロンドンパラリンピックで金メダルに輝いたが、2016年リオ大会では5位に終わり、2020年大会での女王への返り咲きを目指し、強化を進めている。現在、世界ランキング(*)4位で迎えた今大会は、同1位のブラジル、同2位のトルコ、同6位のアメリカという世界トップチームと対戦することで、「現時点での実力と課題」を探り出す絶好の機会と位置付けて臨んだ。   (*2018年12月31日現在)

大会は各チーム2回の総当たり戦による予選ラウンドを経て、順位決定戦に進む形で行われ、日本は予選2勝2敗2分で最終日の決勝戦に進出。予選6戦全勝のトルコと対戦したが、0-3で敗れ、準優勝で大会を終えた。

[詳細を見る]

2019ジャパンパラボッチャ競技大会|ボッチャの醍醐味が炸裂|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

2019ジャパンパラボッチャ競技大会

ボッチャの醍醐味が炸裂

1月19日〜20日、東京・新宿コズミックスポーツセンターで「天皇陛下御在位三十年記念ジャパンパラ ボッチャ競技大会」が開催された。カナダ、韓国チームが参加して行われ、BC4ペア戦はカナダチームとの対戦、BC1/BC2団体戦は競合・韓国との対戦。BC3個人戦は日本人選手同士の戦いとなった。ペア戦は19日が1-9、20日は1-8でカナダが勝利し、個人戦は20日の決勝戦で高橋和樹(フォーバル)が河本圭亮(あいちボッチャ協会)を6-0で下して優勝。団体戦は日本が韓国を相手に19日8-1、20日8-3で快勝した。

[詳細を見る]

2019 Goalball Japan Men’s Open(総括)|ゴールボール男子、国際大会で得た手ごたえと収穫|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

2019 Goalball Japan Men’s Open(総括)

ゴールボール男子、国際大会で得た手ごたえと収穫

2020年東京パラリンピックに向けた、ゴールボール男子日本代表の強化を目的に国際大会、「2019ジャパンメンズオープン」が1月13日から14日にかけ、千葉県の佐倉市民体育館で開催された。タイ代表、オーストラリア代表、カナダのバンクーバー・ゴールボール・クラブの3チームを招き、A,Bの2チームに分かれた日本代表の全5チームが出場した。

[詳細を見る]

アスリートインタビュー⑤|さらなる高みを目指して 川嶋悠太 / ゴールボール |特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

アスリートインタビュー⑤

さらなる高みを目指して 川嶋悠太 / ゴールボール

人間は外界から得る情報の約8割を、視覚から得ていると言われる。ゴールボールは、その視覚を完全に閉じて行うスポーツだ。もとは、視覚障害者のリハビリのために考案されたパラスポーツ特有の球技で、1976年のトロント大会からパラリンピックの正式競技にもなっている。


1チームは3人で、バレーボールと同じ大きさのコートに2チームがセンターラインをはさんで向き合い、得点を競う。攻撃側がボールを転がすように相手ゴール(幅9m、高さ1.3m)に向かって投げ、守備側は体を横たえ、ボールがゴールに入らないように防ぐ。

全員がアイシェードと呼ばれる目隠しをしてプレーする。障害による見え方の違いをなくし、公平に競技を行う工夫だ。

だから、選手が頼りにするのは、「音」。ゴム製のボールには鈴が入り、転がると音が鳴る。ほかに、チームメートの声や相手選手の足音、気配など、耳をそばだて、感覚を研ぎ澄ませ、ボールの行方を追う。

また、コートのラインテープには3㎜以下のヒモが仕込まれていて、選手はこの凹凸を手や足で触り、自分の位置の目安にする。視覚以外の感覚を総動員してプレーするのがゴールボールだ。

[詳細を見る]

インドネシア2018 アジアパラ競技大会:ゴールボール女子(総集編)|「最低でも金」を合言葉に、「最高の金」を獲得

|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

インドネシア2018 アジアパラ競技大会:ゴールボール女子(総集編)

「最低でも金」を合言葉に、「最高の金」を獲得

ゴールボール女子の部には6チーム(日本、中国、イラン、タイ、ラオス、インドネシア)が出場した。総当たりのプール戦を経て上位4チームが準決勝に進む方式で試合が進められ、決勝に進んだ世界ランク6位の日本は同3位の中国を5-3で下し、金メダルを獲得した。

[詳細を見る]

インドネシア2018アジアパラ競技大会:男子車いすバスケットボール(総集編)|届かなかった勝利までの「あと一歩」

|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

インドネシア2018アジアパラ競技大会:男子車いすバスケットボール(総集編)

届かなかった勝利までの「あと一歩」

大会最終日の13日、男子車いすバスケットボールの決勝が行われ、日本は“アジア王者の座”をかけてイランと対戦した。1Qで21-12と大きくリードした日本だったが、2Q以降の後半以降、徐々に点差を詰められ、3Qは53-53。4Qも一進一退の攻防が続いたが、最後はわずか1ゴール差で敗れた。超満員の会場をわかした壮絶な戦いに迫る。

[詳細を見る]

インドネシア2018アジアパラ競技大会:女子車いすバスケットボール(総集編)|想像以上に厚かった“世界ベスト4

インドネシア2018アジアパラ競技大会:女子車いすバスケットボール(総集編)

想像以上に厚かった“世界ベスト4"の壁

6日の開幕と同時に始まった女子車いすバスケットボールは、6チームが出場。日本は2グループ3チームで争われた予選プールでは、タイに88-24、アフガニスタンに103-18といずれも大勝し、トップで準決勝に進出した。その準決勝でもイランに96-27と格の違いを見せつけ、決勝へと駒を進めた。決勝の相手は、中国。今年8月に行われた世界選手権でベスト4に進出した強敵だ。その中国に対し、35-65とダブルスコアに近い差で敗れ、銀メダルに終わった日本。果たして“アジア女王”に君臨する中国との差はどこにあったのか。

[詳細を見る]

対談企画③ マルクス・レーム × 伊藤智也|「これが、オレの生きる道」|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

対談企画③ マルクス・レーム × 伊藤智也

「これが、オレの生きる道」

 2018年7月8日。ドイツのマルクス・レーム(T64)が、男子走り幅跳びに出場し8m47の記録で世界新を樹立した(※)。場所は、群馬県前橋市の敷島公園陸上競技場。ジャパンパラ陸上競技大会。2015年ドーハでの世界選手権で自身がマークした8m40を、3年ぶりに更新したのだ。集まった観客はもちろん、日本の選手も大会運営のスタッフも世界記録の跳躍を目の当たりにして、大歓声と拍手を送った。

 一方、同じジャパンパラ競技大会の200mで優勝したのは伊藤智也(T52)。2008年北京パラリンピックで400m、800mで金メダル、12年のロンドンパラリンピックでは200m、400m、800mで3個の銀メダルを獲得する活躍を見せたが、障がいの原因である病気(多発性硬化症)の進行によりロンドン大会を最後に引退していた。今年55歳。再び陸上競技場のトラックに戻ってきたのだった。

 年齢やキャリアは異なるが、レームも伊藤もともにパラリンピックの金メダリストであり、現役選手として活動を続けている。パラアスリートの最先端を歩む二人の視線の先にあるものとは。

[詳細を見る]

アスリートインタビュー④|金メダルへの決意〜笑顔に隠された強さ 富田宇宙/パラ水泳 
|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

アスリートインタビュー④

金メダルへの決意〜笑顔に隠された強さ 富田宇宙/パラ水泳 

富田宇宙は、視覚障害のスイマーとして東京パラリンピックでの金メダルを目指している。パラ水泳の視覚障害には、障害がもっとも軽いS13からもっとも重いS11まで3つのクラスに分けられる。富田は、2016年までS13クラスの選手だった。が、網膜色素変性症という病気による視力の悪化により、2017年、S11クラスに変更となった。しかし、富田は2017年から記録を次々と打ち立てている。

[詳細を見る]

2018車いすバスケットボール世界選手権(総集編)|“事実

2018車いすバスケットボール世界選手権(総集編)

“事実"の裏に隠された“日本の成長"と“欧州勢の停滞"

26日(現地時間)、11日間にわたってドイツ・ハンブルクで開催された車いすバスケットボール世界選手権の戦いの幕が下ろされた。男子はイギリスがリオデジャネイロパラリンピック金メダルチームのアメリカを破って優勝。女子は下馬評通りの強さを見せたオランダが初優勝に輝いた。

[詳細を見る]

平昌パラ2018:パラスノーボード(総集編)|世界最高峰の舞台で切った3人の「新たなスタート」|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

平昌パラ2018:パラスノーボード(総集編)

世界最高峰の舞台で切った3人の「新たなスタート」

初めてパラリンピックの正式種目として採用された「スノーボード」。日本からは、成田緑夢(24=近畿医療専門学校)、小栗大地(37=三進化学工業)、山本篤(35=新日本住設)の3人が出場した。彼らにとって、初めての冬季パラリンピックはどんなものだったのか。パラスノーボードの歴史における新たな「幕開け」となった平昌でのレースを振り返る。

[詳細を見る]

平昌パラ2018:ノルディックスキー(総集編)|課題も可能性も見えた10日間。次への糧に|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

平昌パラ2018:ノルディックスキー(総集編)

課題も可能性も見えた10日間。次への糧に

パラアスリートが躍動した、平昌冬季パラリンピックは18日、平昌オリンピックスタジアムで行われた閉会式をもって、10日にわたる熱戦に幕が下りた。

[詳細を見る]

平昌パラ2018|次世代へ繋ぐ、平昌パラリンピック|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

平昌パラ2018

次世代へ繋ぐ、平昌パラリンピック

3月18日、10日間の熱気に包まれた平昌パラリンピックが閉幕した。日本が獲得したメダル数は金3、銀4、銅3の計10個。4年前ソチ大会の獲得数6個を大きく上回る活躍を見せた。10個のうち6個はアルペンスキー、さらにそのうちの5個は女子座位の村岡桃佳(21=早稲田大学)によるもの。村岡は大回転で金、滑降と回転で銀、スーパー大回転とスーパー複合で銅。冬季パラリンピックにおいて、単独でのメダル5個獲得は日本史上初の快挙である。

[詳細を見る]

アスリートインタビュー③|新キャプテン豊島英「世界に勝つために」 ~車いすバスケットボール~|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

アスリートインタビュー③

新キャプテン豊島英「世界に勝つために」 ~車いすバスケットボール~

昨年11月、続投が決まった車いすバスケットボール男子日本代表の指揮官、及川晋平ヘッドコーチ(HC)が、新キャプテンに抜擢したのは、豊島英だ。豊島が初めてパラリンピックに出場したのは、2012年ロンドン大会。目指してきた「世界最高峰の舞台」についに到達した喜びはあったが、チームは決勝トーナメントに進出することができず9位に終わり、ベンチを温めることが多かった自分自身にも悔しさを感じた。「次こそは」と臨んだ2016年リオデジャネイロ大会。そこには、主力の一人となった豊島の姿があった。しかし、結果はロンドンと同じ9位。果たして、豊島は何を思い、そしてどのようにして次へのスタートを切ったのか――。彼が拠点とするドイツの地、ケルンを訪れた。

[詳細を見る]

IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップス|「3位」の裏にあった大きな「収穫」|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップス

「3位」の裏にあった大きな「収穫」

史上初めてとなる「アジアオセアニアチャンピオン」の座を獲得するべく臨んだ「2017IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップス」(AOZ)。男子日本代表は準決勝でイランに惜敗し、その道を閉ざされた。しかし、3位決定戦で韓国を破り、世界選手権のAOZとしては4年前の4位から3位に浮上と、着実にチーム力がアップしていることを証明するかたちで大会を締めくくった。そしてもうひとつ、チームには大きく得たものがあった。それは、追い求め続けてきた「全員バスケ」の本当の意味での「第一歩」だ。

[詳細を見る]

IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップス|東京パラへ、それぞれの「責任」|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップス

東京パラへ、それぞれの「責任」

「2017IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップス」(AOZ)5日目、女子日本代表は3位決定戦でイランと対戦し、76–19で快勝。今大会を勝利で終え、次へのステップとした。

[詳細を見る]

アスリートインタビュー②|三澤拓「フィジカル強化によるスキー進化論」|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

アスリートインタビュー②

三澤拓「フィジカル強化によるスキー進化論」

パラアルペンスキーは、立って滑ることのできる立位、座って滑る(チェアスキーを使用する)座位、視覚障害の3カテゴリーで表彰される。そして、障害の状態や程度により、立位は11クラス、座位は5クラス、視覚障害は3クラスに細分化され、各クラスに応じた係数を実測値に乗じた計算タイムで競われる。

[詳細を見る]

対談企画② ウィルチェアーラグビー|ローポインターの矜持|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

対談企画② ウィルチェアーラグビー

ローポインターの矜持

下肢だけでなく上肢にも障害がある選手がプレーするウィルチェアーラグビー。選手には0.5〜3.5まで障害に応じたクラス分けがあり、コートでプレーする4人の合計が8点以内でなければならないというルールがある。岸光太郎と倉橋香衣。2人はともに0.5点のプレーヤーだ。最も障害が重いクラスの選手(ローポインター)として、日本チームを支える。0.5の役割とは。ウィルチェアーラグビーの魅力とは。ベテランとニューカマーによる05対談。

[詳細を見る]

IWBF男子U23車いすバスケットボール世界選手権大会|「世界に通用した力」と「メダルを逃した事実」|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

IWBF男子U23車いすバスケットボール世界選手権大会

「世界に通用した力」と「メダルを逃した事実」

16日、「IWBF男子U23車椅子バスケットボール世界選手権」(カナダ・トロント)が幕を閉じた。優勝は、予選プールを1位で通過し、その余勢を駆って、決勝トーナメントではイラン、日本、そして決勝でトルコを破ったイギリス。日本は3位決定戦でオーストラリアに敗れ、4位となった。

[詳細を見る]

アスリートインタビュー①|古澤拓也「今、進化の途中」|特集記事|障害者スポーツ専門情報サイト Sports News

アスリートインタビュー①

古澤拓也「今、進化の途中」

<ドキドキとか緊張とは違う。謎のたかぶり。4年前のくやしさを晴らす準備中>
 今年1月、古澤拓也のツイッターには、こんな言葉が書き記されていた。「4年前」の2013年、古澤は初めて日本代表のユニフォームに袖を通し、「U23世界選手権アジアオセアニアゾーン予選会」に臨んだ。日本は、イラン、オーストラリアに続いて3位に入り、同年6月に行なわれた世界選手権の出場権を獲得した。だが、イラン、オーストラリアとの実力差は明らかで、完全なる「3位」。優勝争いの一角に、日本は入ることができなかった。それは、古澤にとって初めて感じた「世界との距離」だった。そして何よりも、まったく強みを示すことができなかった自分が情けなかった。

[詳細を見る]